この記事では、
おしゃれ音痴のアラフォーの私が
ファッションがつらい理由
これについて、ひたすら語ってみます。
ファッションが好きなあなたには、全く理解できない境地だし、
ファッションが嫌いなあなたには、
首が筋肉痛になるほど「うんうん!」とうなずきたくなる内容なはず。
(後者のあなたは、救急箱にシップが入っていることをご確認の上、お読みください。)
さて、
- ファッションが好きな女性
- ファッションが嫌いな女性
日本女性の比率はどれほどか全く分かりません。
しかし、39年を生きてみて、感覚的に数値化させてもらうと
【好き7割:嫌い3割】くらいの割合かと。
\独断と偏見による割合/

(管理人の推測調べ)
つまり、世の中の大半の女性は、
「けっこう、ファッション好きよ~」ってタイプに思えるし、
残ったマイノリティが、
「あーー、ファッションつらい…」と、今日もため息を吐き続けるタイプなのではないでしょうか?
あ、それ、私のことなんですが。
しかも、年を取るにつれて、
ますますファッション嫌いが深刻化するというヤバ目な症状です。
これから、ざっと目次に目を通してもらっただけでも、どれだけファッションにつらい思いをしてきたか、お分かりいただけることでしょう。
では、「ファッション嫌いの深淵(しんえん)へ」どうぞお入り下さいませ。
ふふふ…
(いや、怖くはないですよ、別に。笑)
おしゃれ嫌いなアラフォー女が語る、ファッションがつらい理由10選
難癖つけるわけではないですが、
私にとってて、服選びはかなりの負荷がかかります。
ファッション好きの人には理解しづらい、
「ファッション負荷」=つらい理由
になります。
服が好きじゃないだわ、私
服が別に好きじゃないのです。
こんなこと言ったら、VOGUE編集長のアナ・ウィンターにボコられるかもしれませんが、
そもそも、「着る」ということにあまり興味がありません。
何でも着られれば良いし、できることなら、毎日同じ服で構わない。
アップルのスティーブ・ジョブズ氏のように
- 黒のニット
- ジーンズ
- スニーカー
こんな感じの、制服最強セットがあればそれが理想。
やったことありましたよ。
せめて色は決めてしまおうと思って、
- トップス白
- ボトムス紺
- シューズ白
みたいに。
でもね、1年くらいやってると、急にもの足りない寂しい感じがしてきたんです。
あれほど「制服セット」を求めていたはずなのに、おかしいですよね。
本心では、
「あ~あ、女なのにな。これで本当に良いのかな?」って。
裏を返せば、
ファッションが好きで楽しめる女性をうらやましく思っています。
だから、今まで見た映画で一番好きなのは
『プラダを着た悪魔』
アン・ハサウェイのように、変身できたら…心に秘めた 乙女心は永遠です。
こじらせ系アラフォー×ファッション音痴。
アパレルショップが苦手
「いらっしゃいませぇ~~!」
「2点買うと、さらに10%オフーー!」
「どうぞお手に取ってご覧くださいませ~~!」
昔、お笑い芸人の柳原 可奈子ちゃんが、アパレルショップ店員さんのモノマネで有名になりましたね。
あれね、芸としては、本当に笑えるし、逆に元気をもらってました。
でも、実際お店にいくと、
すごく気力を持っていかれる…
アパレルショップに足を踏み入れた瞬間、
- 店員さんが近づいてくる気配が怖い。
- カラフルな色彩で目がやられる。
- 鏡の前で、衣装合わせをするのが小っ恥ずかしい。
- 試着でメイクが付かないように、ものすごい気をつかう
- 似合ってるかどうかも分からない
などなど、激しく気力を奪われるの要素が、ドッと押し寄せてくるのです。
嫌いなものが、ビッグウェーブに乗ってやってくる。
またたくまに「バッサーン」と、波打ち際まで体がさらわれて、気づいた時には砂浜でぐったりと横たわっている。
そんな感じです。
ファッション嫌いな人なら、分かりますよね、ね?!笑
服を選ぶのが大変
服を選ぶのは大変です。
誰が何と言おうと、ファッション音痴には、
- 服を選び
- 服を買う
という行為が、とてつもなく大変なのです。
洋服屋さんに入っても、独特のオーラにぐったり…
ネットで買っても、モデルさんの着衣イメージと違ってガックリ…
ぐったりがっくりぐったりがっくりぐったりがっくり。
頭がグルグルしてきます。
何百~何千というアイテムから、「これ」という1点を選ぶって本当に難しい。
1人で、1万兵に向かっていく負け戦に思えてなりません。
常々、アパレルショップで戦死しているアラフォーです。
誰か助けて下さい。
(今は、エアークローゼットに助けてもらってます。)
服を選ぶのに時間がかかる
服選びに時間がかかります。
例えば、トップス1枚にパンツ1枚買うつもりでショッピングモールに入店。
軽く、1~2時間くらいかかります。
ウロウロ迷っているとあっという間にそれくらい経ってしまいます。
足は疲れる。
喉は乾く。
もうダメだ、座って休みたい。
…おじさんしか座っていないベンチに腰かけているアラフォーがいたら私です。
ファッション音痴にとって、たった2アイテム選ぶにも
- どの店で
- どんな色を
- どんなデザインで
- 履き心地はどうか
- コスパはどうか
などなど、考えることが多すぎて、脳がすぐパンクします。
性格的にも、服選びを楽しめないため、2時間とにかく辛いんですよね。
この服選びの2時間を他のことに使えたら、どんなに良いか…
- 仕事してた方がよっぽど楽しいし
- 本だって2冊くらい読めるだろうし
- カフェでお茶飲みながらまったりリラックスしたいなー
なーんて考えてしまうのが、
ファッション音痴の思考パターンです。
シーズンの流行に振り回される
「そろそろ季節の変わり目ですね。」
ファッション嫌いには、ドキッとする言葉です。
- 体調管理
- お肌トラブル
- そして、衣替え!!
あぁ、なぜ日本には四季があるのでしょう。
四季さえなければ、衣替えなんていらないし、
年中、東南アジアのように半袖着てられるのに…
地球の公転を呪ってやる…などと、アホなことを考える始末。
シーズン毎に、ファッション市場が作った「流行」なるものが世間に押し寄せ、
毎年、「去年と違うモノ」を買わされる強制感。
納得いきません。
「流行に振り回されるもんか!」
2年ほど服をほとんど買わないことがありましたが、
家族(特に母と妹)からの激しい批判に負けてしまいました。
「あんた、いい加減、服買いなさい!!いくつだと思ってんの?」by母
…結果、二人から大量の「お下がり」をもらうことになり、タンスを肥やしてしまいましたとさ。
とほほ。
選んだ服が似合わない悲しさ
「あーー!これは絶対似合う。」
「私のために作られたような服だわ。」
そう思って、意気揚々と支払いを済ませ、翌朝その服を着た時の感想。
「ん…あれ??これ、何か違くない?」
服を自分で買い始めて20年。
何度、同じ過ちループを犯してきたことでしょう。
「選んだ服が似合わない。」
一度は価値があると思って買ったのに、似合わないって何?!
価値を感じた一瞬のために「5,000円も払ったのか?」と、
自分に対して腹わたが煮えくりかえる思いです。
…まぁ、腹わたが煮えくりかえった割に、ファッションに向き合ってこなかったんですけどね。
だから、ファッション音痴アラフォーになりました。
そんな、自己責任論のお話としてまとめさせて頂きます。
選んだ服が周りから不評
「選んだ服が似合わない」
これが、自分だけの問題ならまだしも、
他人から、「その服、似合ってないよね。」
と言う、周囲を巻き込んだトラブルに発展することも多々ありました。
(いえ、私が勝手にトラブルと思っているだけという説。)
ざっくり言うと、私の着ているものに対して
「あーだ、こーだ!」
母、妹、小学生の娘たちの鋭いナイフが突き刺さります。
小学生の娘たちも年頃になると、ダサイ母親は嫌なようで、
「お母さん、今日の授業参観、絶対お化粧してかわいい服着てきてね!!!」
な~んて、すごい形相で迫ってきます。
恐ろしいですね。
ブルブル…
まぁ、私のファッションセンスは、家族関係者から「ずったずたのメッタメタ」にされてきました。
ファッション音痴サンドバックなのでしょうかね、私は。
しかし、本人たちは、悪気があって言っているわけではなく、正直な感想を言っているだけのようなのです。
(そう思い込んでいましょう、ふぅ。)
とにかく、
何がどうして似合ってないのか?
という、根本原因が分からないままの
「それ似合ってないよ。」
ファッション音痴には、想像を絶する、恐怖と不安におちいるメッセージです。
どうぞどうぞ、この点だけはご理解いただけますよう!
代わりに、
- 相手の買い物に同伴する
- ネットショップで似合う服のリンクを送る
など、具体的なアドバイスをしてあげてください。
アパレルショップという名の戦場に、友を味方につけて行ける心強さよ!
そっちの方が、よっぽど音痴は喜びます。
パーソナルカラーも骨格診断も活かせない
ファッションを垢抜けさせる魔法の理論
- パーソナルカラー診断
- 骨格診断
なるものをご存じでしょうか?
ファッション診断をすると、あら不思議♪♪
- 自分に似合う色が分かる
- 自分に似合う形が分かる
結果、どんなにダサイ人でも、
急に垢抜け感をゲットできるという夢のようなファッション理論なのです。
えぇ、もちろんやりましたよ。
今から5年ほど前に知り、秒速で飛びつきました。
そして、「いくらでも払うから、どうぞ音痴を救ってくだされー!!」と鼻息も荒く、ファッション診断サロンに突撃しました。
診断結果は、次の通り▼
パーソナルカラー | ウィンター(ブルーベース) |
---|---|
骨格 | ウェーブ |
顔タイプ | フレッシュ |
まるで、「血液型診断」のように、きっぱり自分をグループ化させてもらえたことに興奮したのを覚えています。
(人って、グループ化されると、妙な安心感を覚えたりするものです。)
2時間ほどの診断で、私に似合う
- 色カルテ
- 形カルテ
- 髪型カルテ
- 眼鏡カルテ
- 化粧品カルテ
- アクセサリーカルテ
医者では、一度ももらったことのない、相当数のカルテをいただきました。
そして、帰り道は、鼻血が噴き出す勢いで、ファッションへの明るい未来に、胸をおどらせていました。
「もう、おしゃれ音痴とは言わせないっ!!」
(ファッション毒舌家の母と妹に、速攻で「おしゃれデビュー」LINE。笑)
その晩、私のファッション末期症状を救う
神のファッション改善カルテを隅から隅まで読み込み、ほぼ暗記しました。
そして、翌日さっそくアパレルショップへGO。
「いける、この理論武装なら、戦える…!!いざ出陣!」
そして、数分後…
自分の目が点になっていることに気づきます。
「えっと、結局どれを選べば良いのかな…?」
そうなのです。
せっかくカルテをもらっても、
「現場のブツ」(←服って言えば…)と、照らし合わせて買うことができなかったんです…
確かに、
「これは、私に絶対似合わない。」というのは分かるようになりました。
ウィンターなら、顔まわりのベージュはNG。
ウェーブなら、デニムのYシャツ。
でも、
「これを着れば間違いない!」
という、正解どストライクの服を1点に絞ることができなかったんです。
ストライク圏内が多すぎて困ってしまったんですね。
せっかく診断士さんからもらった、「似合う色見本」をショップの服に照らし合わせても、全く同じ色はありません。
(当たり前だ。)
ブルーベースとかイエローベースとか、はっきり言って、私には判断ができません。
(青みよりベージュって??!)
そうこうしているうちに、またぐったりしてきました。
…バタリ。
戦死。
結局、服が買えずに、家に帰りました。
私には、
パーソナルカラーも骨格診断も、抽象的すぎました。
服の色やら形やらの具体的なアイテムが、本当に自分に合うのか?判断できなかったんです。
ご存じでしょうか?
ファッション診断サロンって、けっこう高いんです。
2時間で2万円ほどかかりまして、貧乏性の私は、診断結果に執着せざるを得ませんでした。
その後、数年間は「私に似合う」と、明らかに自分で分かる
- 黒または白トップス
- スキニーパンツ
- 黒パンプス
ばかりを、取っ替え引っ替え着てました。
(モノトーン女歴も意外と長いなぁ…)
結果的に、「女版スティーブ・ジョブズ」みたな制服化には、多少なりとも成功したのかな…笑
自分には、
- もっと、似合う色があるのも「知っています」。
- もっと、似合う形があるのも「知っています」。
でも、「知っている」のは理論であって、「お勉強」だったんです。
私には、勉強を生活に応用させて楽しむことができなかった。
2時間2万円の診断料は、悲しいかなそれを悟ったお勉強代となりましたとさ。
とほほVer2.0。
服のメンテナンスが大変
- 服の手洗いしますか?
- おしゃれ着洗いで、ドライコースで洗濯機回しますか?
いやー、面倒だ。
まぁ、やりますよ。
(たまにですけど。)
がんばりますが、面倒なものは面倒です。
洗濯機に、ぜーーんぶまとめて突っ込みたい衝動ったら。
ねぇ!!
シーズン終えたダウンコート。
クリーニング代1,500円って…
15,000円で買って、10%メンテナンスにかけるって、何気に高くない?
服のメンテは大変だし、お金もかかりますよね。
主婦には、できるだけ問題解決したい悩みです。
プチプラでそろえて、かぶった時の空気が…
自分の好きなブランド?
うーん、すぐに出てきません。
あんまり興味がないんですね。
(食器はKEYUCAが好きだから、ついでに服も買っちゃうかー的なノリ程度で好きです。)
仕方なく、季節の変わり目に着る服がない困って買いに行く女。
それが私です。
- GU
- ZARA
- H&M
- ユニクロ
- しまむら
- 楽天プチプラ
この辺を、永遠にループしてきました。
生活費で、ファッションにかけるお金は限られているし、買うならプチプラブランドです。
(というか、ファッション費が余っても、服を買うかは謎なのが私。笑)
まぁ、家計をあずかる主婦としては、基本プチプラに頼らざるを得ません。
だから、当然…
服がかぶる瞬間がありますよねーーー。
ありませんか?
「あー、向こうから歩いてくる人、私の同じスカート履いてるなぁ…」
「あ、何か向こうも気づいたっぽい…ヤバいヤバい」
何も悪いことしてないのに流れる、気まずい空気感。
空気汚染とは言わないまでも、
ちょっぴりダークなエアスプレーまき散らしてますよね★
…できれば、かぶりたくない。
というわけで、ファッション嫌いな理由をタラタラと書いてみましたが、
ちょっとでも共感みがある方がいたら、すごく喜びます。
私は、先にエアークローゼットでがんばってます。

ファッションは、他力本願で生きて良い時代♪
お互い、素敵なアラフォーライフ満喫しましょう。
では、また別の記事で。
美香